マダンプール（ダンマイ）へ田舎ツアー

　ウチの田舎チャトゥラーレ村の隣に、マダンプールという田舎がある。チャトゥラーレから見ると、向こう丘っていう感じで、少し標高は低そうな村。

　このたび、姉ちゃんちの「クル・デウタ・プジャ」で車を借りて行くので、まだ座れるから行かんね・・・とお誘いを受けたので、即ＯＫの返事をだし、行って来ましたマダンプール。プジャは、ウチと違って３年に一度、姉ちゃんちはちょうどブッダ・ジャヤンティの日。そして、男性しか参加できないの。しかもジャナイをつけた者しか参加は許されん！

　てなワケで、私たちはプジャといいつつ村をあちこち、親戚めぐりハイキング。

　トリスリ川が近いぜ～。そして暑いぜ～。こんな村で、大きなツバの帽子をかぶり、サングラスをかけたアラフォーは、やはり人々の目をひいた。

　最初に到着したのは、親戚Ａ家。なんだかんだいって、みんな親戚だ。なんたって７世代さかのぼってからの親戚やけんね・・・。
　
　あ～たまらん。最近私、かまど好きってことがわかった。見れば見るほどかわいい～～。ここのお宅も最近流行の「無煙かまど」でした。きれいに手入れされていて、大事にされていることが覗えて嬉しい。

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　参加できないプジャなので、断食はチャヒンダイナ（不要）である。Ａ家でこの時期しか食べられないシプリのカレーをお腹一杯頂いて、お散歩へ。

　木陰最高。どこからどもなくやってきたおばあちゃんと世間話。どっから来たんね～。どこんちの子ね～～。青い葉を茂らせて、小さな実のなったマンゴーの木の下でのんびり。

　ちょうど登れそうな塩梅だったので、木の根元へ行くと、これまたどっかから爺様がやってきて、「コラ」といふ。

　なんです？あたしなんか怒られるようなこと、してます？

　「これ。足元を、見よ。」

　ん？なんですのん？確かにちょいとばかり足もとの土がフワフアしてはいますが。

「よく見んかい。」　

　　って、見てもわからん･･･。すみません。これ踏みそうになって、注意されてたんですね。どなたかこのつる性植物がなんだかお分かりになりますでしょうか？

　わからなかったので、素直なわたしは「これはナンですの？」と聞くと、コショウだと教えてもらった。へぇえ！初めて知りました。すると爺様は、「お前たちはいったい何を勉強しに学校へ行ってるんだい？」と言ふ。そうだね。あんまり役に立つようなことは、勉強しなかったかもしれない（姪たちに混ざって、私だけ過去形なのが悲しい）。


　でもこっちは知ってるよ！　

　まだまだ食べごろには遠いね。ていうか、ネパールでパイナップルとかこしょうとかって、なんかヒマラヤとイメージ全然違いますでしょ。オホホ。

　暑かったですぅ。