手描き看板 ～電話屋 編～

もしや雨季に突入してしまったのかもしれないカトマンズからお送りします、ナマステ、皆様。少しづつ雨が増えてきて、洗濯物がカラリと乾かないのが不満です。


　この頃はすっかり手描きの看板が少なくなってきて、管理人Ｋ’ｓとしては、パソコンで作ったような、また写真を使った看板は、何かが物足りなくて、残念に思います。


　職人さんも減っているのでしょうね。「職人」という響きだけで、心にジーンと来てしまうので、なんなら私が職人になりたい気もしないでもないですが、なんせ飽きっぽいので、弟子にしてくれても、一週間もたないかも知れません。悲しい・・・。

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　さて久しぶりの看板です。手描き看板と同様、今後減少の一途をたどると思われるものが、『電話屋さん』です。固定電話よりも手軽で安いということもあって、近年の携帯電話の普及は著しいものがあります。今時、カトマンズっ子の高校生や中学生だって、持っています。

　電話屋は、雑貨屋を兼ねていることが多く、(逆か？雑貨屋が電話屋を兼ねてるんだわ）常連さんは黙って勝手に電話し始めます。ていうか、この電話、どうなってんの？



　電話の看板や絵がなくても、電話をかけられる雑貨屋さんは沢山ありますので、旅行者さんや、今日に限って携帯を忘れた人も心配無用です。ですが、常連さんとちがって、やはり「電話、するけんね」と一言声をかけるのがマナーというものですね。
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　さて、こちらは本職の電話屋さんとでも言いましょうか。バイクと車のイラストがあるのは、実はコチラの電話屋さんが、教習所も兼ねているからなのです。電話屋と、教習所・・・。何故このマッチング・・・。


　開いたドアには、彼女がいました。
ルンルン気分で彼氏（遠距離）に電話をかけたものの、別れ話パンチを食らわされてボー然。声もでません。涙さえ、ショックで浮かんできません。