皆さんナマスカール。
中国国境コダリまで、ローカルバスの旅 その1
中国国境コダリまで、ローカルバスの旅 その2 ドラルガート編
からの続きです。
よろしくお付き合いくださいませ。
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さて翌日は、いよいよボーダー・コダリを目指します。
朝のチヤと軽い食事を取り、橋向こうのバスパークへ。
バスパークと言っても小さくて、
バスが4台も停まればいっぱいになりそう。
バスパーク脇には、近隣でとれた野菜の並ぶ
八百屋さんが軒を連ねます。
朝って、活気があっていいな。
小さな停留所には、清掃員さん?
揃いのベストを来てバスを待っています。
トラックには新鮮な野菜が積まれていて、
カトマンズへ持っていくのだと言っていました。
停留所の横には、噛みタバコなどを売る
黒サングラスの考えるおやじ。
いえ、彼は新聞を読んでいるのです。
と、キョロキョロしていると、
向こうから元気おばちゃんが近づいて来ました。
「サモサ、食べんね!」
いや、朝からサモサはちょっと・・・・
おばちゃんは、バスがやってくると
ダダダダダダっと走り寄って、
旅人に売り歩くのが仕事。
見ると、同じように揚げ物を売ってる人が他にも。
八百屋の並びに一件揚げ物屋があって、
そこでお父さんが作り、他の若い家族がこうして
バスの乗客に売るというファミリー・ビジネスなのでした。
でも、サモサやパコダは下呂を吐きそうなので却下。
そんなこんなしていると、バスがやってきたので
ドラルガートをあとにしました。
また帰りに通るし~~
(魚食べるし~)
この先は、東に折れてドラカ、
チャリコットやジリへ向かう道と、
まっすぐ国境コダリへ向かう道とに別れます。
あっ!検問や!
まっすぐ国境コースのアルニコハイウェイは、
やはり国境を意識してか、検問がとても多かった。
金の密輸や、違法な外貨取引が多いのだそう。
行きよりも帰りのほうが厳しくて、
軍の人がバスの中まで入ってきて荷物チェックでした。
そして更にスン・コシ沿いに進むと、あらっ!
ここが去年地滑りのあったという・・
昨年8月にあった大規模な土砂崩れで、
川がせき止められ、流された家もあり、
今もまだ道路の復旧作業が行われていました。
合掌。
しばらくしてバラビセのバジャール着。
なぜ一本道なのにここで乗り換えなのか?
大部分のローカルバスは、ここで乗り換え。
バス会社が違うのかしらん。
バラビセからコダリは1時間もかからないということなので、
バザールをぶらり。
それにしても、ほんとにネパールって、
どこに行っても同じものしか売ってないわ。
ここは中国に近いこともあって、
中国のお菓子や服が多い感じはするけど。
町外れの映画館。入ってみたいな~
映画は若者にとってはすごい娯楽。
でも最近はスマホがあるから、そうでもないのかな。
さて、特に見るものもなし、バスに乗ります。
バラビセを過ぎると急に悪路。
さっきまでの快適ドライブとは打って変わって、
道も狭いしガタガタやん・・・
中国からは、陸路でくる観光客もおるし、
トラックで物資もジャンジャン入ってくるから
もっと立派な道を想像していたんだけれど!
乗客は地元の人ばかり。
国境買い物ツアーの人たちは、
車をチャーターしてくることが多くて、
朝イチでカトマンズを出て、中国側のカサで買い物して、
欲張りさんはタトパニで風呂にはいって、
夜遅くにはカトマンズに戻るというハードコース。
私達みたいにダラダラ旅行なんてしないのよね(笑)
母ちゃんは若かりし頃はパッカーやったもんで(笑)
タトパニは、国境に行ってから、のんびり泊まります!
子供たち「おかーさーん、国境って、どこ?」
アホー
続く
地震だいじょうぶですか?
返信削除ご心配いただいてありがとうございます。
返信削除ドラルガートでは、家が30軒近く崩壊というニュースで、胸が痛みます。。カトマンズ、パタン、バクタプル、どこも旧市街とダルバールは被害甚大のようです。余震は続いていますが、少しづつ落ち着いてきました。
祓川さんが無事で、まず何よりよかった。
返信削除昨年、カトマンズとポカラに一か月滞在していて、Atlas Cargoの前の通りも何度となく通っていましたし、バクタプルへも行ったことがありました。
ニュースで写真を見、現地の状況を知るたびにとても身近に感じ、悲しく思っています。。
地震の不安が弱まり、心穏やかに暮らせる日が早く来るように願っています。お怪我などお気をつけてお過ごしくださいね。
ありがとうございます。
返信削除私などローカルでなのでなんとかなりますが、旅行でみえている方々、実際に被害にあった現地の人々、家を、家族をなくした方々、先の見えない不安な時間を過ごしていることかと思います。これ以上の被害が広がらぬよう願うばかりです。