2007年11月9日金曜日

ティハール・ラクシュミープジャ

  ティハール3日目の今日は「ラクシュミー・プジャ」  ラクシュミーこと日本名:吉祥天は、幸福と富をもたらす女神として、ネパールやインドの各地で広く愛されている神様です。今日はラクシュミーを家々に迎えるため、どこんちも大掃除であります。我が家も、今日一日じゃ無理なんで、数日前からカーテンを洗ったり、窓を拭いたりと、さながら日本の大晦日です。


 大掃除のためでしょうか…この頃やたらとホウキ売りが目立ちます!お店だって、普段の倍以上もホウキをモリモリ盛って、大特価!!じゃないですけど、売ってます。
  ホウキにもいろいろありますが、普通、家の中を掃除するときに使うものは、何の植物でしょうか、フサフサした感じのやつです。写真では、左の方に置かれています。ちなみに、ソージキなんてものは、ほとんど普及していませんので、こんだけホウキ屋も盛りよくしてるんでしょう。

 話を戻して、このフサフサホウキですが、新しいものだと、パラパラと実というかタネというか、とにかく小さいゴミのようなものが出て、掃除してるのに、もっとゴミが出るという、なんだか気の抜ける事態が発生します。ですから、新しいホウキを買っちゃったとしても、先にそいつの手入れをしてやらねばならんという、ちょっと情けないというか、まず愛を込めるというか、手のかかる一品です。

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 そうして家中がきれいに清められ、夕暮れが近づくといよいよラクシュミーを迎えるための準備が始まります。家の門からそれぞれの家の祭壇まで、赤土で道しるべをつけます。色粉を使って、玄関先に吉祥文様を描くところもあります。そうして、いよいよ黄昏てくると、ロウソクやオイルランプを灯して、プジャの始まりです。
  幸福と富をもたらす神、ラクシュミー。それから、美の神様としても親しまれています。ウフ。シアワセも富もほしいけど、美しくなることにもまた、捨てきれない願望が…。お肌の曲がり角はとっくに過ぎたようだし…そこらへんも、かなりあやかりたいものです。


2 件のコメント :

  1. おじゃまします。いつぞやは突然お邪魔してカーゴのことを教えていただきましてありがとうございました。っとゆってもかなり前の事なので覚えておられないと思いますが‥‥。このオイルランプの器を買って来たのですけど、オイルはなんのオイルを使えばいいのでしょうか?教えて下さい。寒くなります。お体お自愛ください。では。

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  2. ナマステ!コメントありがとうございます!しかも以前アトラスにお越しいただいたことがあるとのこと。てことはネパールにですね!その時にこの器(ディヨと言います)をゲットしたんでしょうか。我が家(ダンナんち)では、大事なプジャの時には、牛の乳のギーか、ゴマ油を使いますが、オイルは、何でもOK。サラダ油でも火がつけばいいでしょう(笑)芯はコットンのであればOKです。アロマオイルを垂らせば、香りもよくなりますよ!

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