2007年11月12日月曜日

ティハール・バイティカ

昨日はティハールの最終日「バイティカ」でございました。ハフー。大家族の我が家は、何かというと大勢になってしまい、楽しさよりも疲労度のほうが高いのですが、今回もまた…。

 「バイティカ」の日には、姉妹が兄弟に祝福をする日で、それのない人たちは、従兄弟であったり、とにかく近い親戚のうちで、バイティカの儀式をとり行います。我が家はダンナですと、3人姉妹+5人兄弟=8人ですので、かなり大勢であります…。チビは、一人っ子ですので、従兄弟の兄ちゃんにティカをすることになりました。
  儀式の準備にも時間がかかります。いろいろあって、全然わかんないんですが、聖水、オイルランプとお香はもちろん、芝の葉、なんとかの葉っぱ、レモンのオバケにみたいのとか、ざぼんみたいのとか、くるみ、どんぐり、果物各種、こういう祝い事には必ず登場する「シェル」と呼ばれる米粉の揚げ菓子、米だの、なんだのかんだの数えたらキリがないくらいのグッズがずらりと並べられます。なぜかこういうときは、必ずと言っていいほど葉っぱのエコ皿が使用されます。

 そうして準備が整ったら、今度は真言(マントラ)をゴニョゴニョ唱えて何やらごそごそやります←これじゃあ説明にならないか(笑)っていうか、説明できません(笑)真言の文句に沿って、オバケレモンに聖水をかけたり、色粉をつけたり、花を添えたりするのですが、私にはまったくもって意味不明であります…それぞれになんらかの意味はあるに違いないのですが、聞いても「さぁねぇ…」なんて返事が返ってくることもよくありますので、意外とみんあんも知らんのかも知れません。


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 そうこうしているうちに儀式が終わり、兄弟を座らせ、姉妹がその周りに聖水やオイルを垂らしてぐるぐる周ったり、くるみを割ったりと不思議な儀式が続き、最後に兄弟の頭にも聖水、オイルなどを垂らして祝福のティカを付け、花の首飾りを下げて、儀式は終了です。オイルや聖水が沢山使われるので、足元はベトベトです…それでも楽しそうな皆、そしてうちのチビを見ていると、やっぱり家族っていいなーと思ったりもするのでした。

 ちなみに、この儀式が終わるまでは断食なので、楽しかった反面、お腹の方はグーグーなりっぱなしで困りました(笑)

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