普通の椰子の木みたいですが、実が小さくて、なんだかココナツの出来そこないといった感もあります。ズームアップしてみますと、
このビンロウの実を乾燥させたもの、タネなんかな?は、ネパール語で『スパリ』と呼ばれます。ネパールやインド、のみならず東南アジアでも広く嗜好品としえ好まれているのですが、これをそのまま噛んでも特においしいものではありません。口寂しいときのガムみたいなものでしょうか。
が、ちょっとした覚醒作用を持つようで、ちょっぴりポワンときたりもします。当たり所が悪いと(いいと!?)かなりキョーレツにとびます。何て言うンでしょうか…芽が出る部分のところです。以前、インドでしょっちゅう口にしていたのですが、ある日買ったのが大当たりだったようで、宿に戻るのにチョッと困ったことがあります。バカですね。
ネパールでは食後などによく、このスパリを口にいれてカミカミするようです。スパリとアニスやお砂糖なんかを一緒にしてもいいカンジです。
インドでは、このスパリや石灰や、様々なスパイスなどを包んだ「パーン」は、広く普段から嗜好品として好まれているように見受けられましたが、ネパールでは特にティハールのお祭りの時に、豪華バージョンのパーンを噛むようです。かといって普段売っていないかというとそうでもなくて、どこでも売っていますので、ネパールにお越しの際には、是非チャレンジしてみてください。中身も自分でセレクトできます。甘党の人は甘めに、大人なカンジにシンプルに、自分好みでアレンジできます。
ネパールを旅行する際には、チャレンジしてみては如何?私のようにならないようにお気をつけあそばせ…フフ。
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