ガネーシャ寺参り～カマラクシ・ガネーシュ・タン～

　時間のぽっかり出来たときには、ウチのファミリーはとりあえずお寺に行きます。だって、子供づれで、行きやすいところ、ナンバー・ワンでしょう？！←そう？　それに、近くて、ちょっとのんびりできるところって、カトマンズには、そうないし。

　先日は、カラマクシのガネーシュ・タンに行ってきました。なんかこの頃、寺モノ多いなぁ。　ガネーシュ・タン（ガネーシャの居る場所、家、などという意）はあちこちにあります。そこで、ガネーシュ・タンには、その頭に地名をつけて呼ばれます。


　カラマクシのガネーシュ・タンは、人気のお寺です。ちょうど火曜日だったこともあり、人がいっぱいでした。がしかし、写真撮影禁止（のムード）でしたので、残念ですが写真ナシです。えっナニ？もしかして異教徒は、お寺に立ち入り禁止？！


　ま、見かけはほぼネパール人になったので・・。


　お寺に脇には、お供え＆プジャグッズを売る露店が出ています。お供えグッズは、持参の人も多数ですが、お寺に来てから買うケースもよくあります。←私

　お花やお香、それからあまーーーーーいお菓子。食物兵器。甘さでやっつけてやる・・くらい、甘い。これは、ガネーシャ神の好物といわれ「ラッドゥ」と言います。お供え目的でなく、純粋にそれを食べたいという理由で、子供らがソッコーで駆け寄ります。


チビ「おかーさーん、ラッドゥ！ラッドゥ！」

母（私）「まて！お供えしてからッッ！！」

チビ２「アタシもー！！」

　実際には、お供え用に売っているラッドゥは、あんまり美味しくない。だってお供え用だもん。お供えしてから、お下がりを頂くのだけれど、子供達はそんなの待っていられない。しかし、ここをなだめるのが親というもの。

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　ゆっくり参拝したいところだが、そうは問屋が卸さない。なんせ火曜日というのはガネーシャ神のお寺は人気で、またここカラマクシのガネーシャ・タンは数あるガネーシャ寺でも人気が高いのである。ご本尊のガネーシャ様からは、人が長蛇の列になって並んでいる。みんな、折角来たのだし、順番がくると思いっきりやることやっちゃうまで居座っちゃう。


　しかしそこは便利になっているもので、「ショートカット参拝」も可能なのが嬉しい♪　列に並べない人は、そこにいるプジャリに頼んで・・

「すっ、すみません！これ（お供え＆プジャグッズ）、こ、これ！！」

　で、話が通じてしまう。こ、これ！というと、すかさずプジャリのおいちゃんがグッズを受け取ってくれ、ショートカット参拝、すなわち「身代わり参拝」をしてくれるのです。


　うーん、助かる。でもホントは自分でしたいな。子供がいる身のこのつらさ。子供達はお下がりのラッドゥを手にして、ホクホクです。がそれは、他の誰かがお供えしたラッドゥとすり替わっていたのでした。ま、同じお下がりだから。