2011年7月5日火曜日

ざるの使い始め~新調しましたので~

 ナマステ! すっかりカトマンズは雨季。お陰で、水問題は大幅に軽減されましたが、今度は洗濯物が乾かず悶々です。

 洗濯物のみならず、「干す」ことが重要な家事のひとつであるネパール・ライフにおいては、ざるは一家に1枚の必需品であります。我が家にも大小一個づつありますが、ちょっとくだびれてきましたので、新しいのを買いました♪

右:ニュー 左:お古
 うれしいな~~ニューざる。ふちのところを、ビニールの紐で編んでるヤツはちょっと安いのですが、奮発していいのにしました。つっても250Rsですが。それから安いのは、目が粗いのでご注意。竹の幅が広くて、折れやすいです。

 しばらく悩んでたんですが(だってまだ古いのでも使えるけん・・・)、やはりスキマが多くなってきたので新調したんです。そんならと、かねてから気になっていたネパール的正しい「ざるの使い始め」を実践してみることにしました。

 新しいざるといえば、これ。なんなんこれ。これは『ピナ』といって、菜種油の絞りかすです。大体は、肥料として使われます。ちょうど、うちでトウモロコシにピナを撒いてやろうと思っていたので、5キロほど油屋で買ってきました。1キロ25Rs。

 このピナを、水につけて、どろどろにします。といっても、いつものごとく、下のばあさんが「アンタにはでけん!貸してみよ!」というので、んじゃ頼むし。素直にしたがってお任せしました。

まずはピナをどろどろにする
 「はよざる持って来んねー!」ちょちょちょちょっとまっておくれ・・ワシは写真も撮りたいんじゃ・・。急かされて、大急ぎで行くとすっかり準備が整っております。

 「ホレこうすんのよ」さすが手馴れたもんです。つっても、私に出来んほどのことでもなさそうやけど・・・。なんだか新しいざるが、穢されていくようなフクザツな気持ち・・。

 でもばあさんはそんな私の気持ちにお構いなくサラリサラリとピナを塗っていくのです。しかも嬉しそうに。「ついでにこっちにも塗ってやろう」と、お古のざるにも塗ってくれました。サンキュウ。

アップで見てみましょう

 なるほど、ちょっとのスキマにもピナが詰まって、これならゴマだって、マスタードだってお茶の子さいさいだゼ。フフフ。


あとは乾くのをまつのみ

 しかし、雨降って、なかなか乾かんのね・・・。

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