2012年6月10日日曜日

山菜:シプリのお話

先日、マダンプールという田舎へ行ったときのお話で、シプリのカレーを食べましたと報告いたしました。ウメーんですよ。ウマすぎるんですよ。

ウチの田舎では、シプリの木を持っている人はおすそ分けしないと白い目で見られるくらい、みんなの大好物なんだそう。マジかい。でもかなり気持ちわかる。おすそ分けでいただいて嬉しいものトップ3に絶対入ると思う。

さておき、その先日の話で、

シプリって何ですか


という質問をいただいた。う~ん。とてもいい質問です。これは、超期間限定の、いわゆる『山菜』で、私も私のビナジュ(姉ちゃんの旦那)も大大大好きな山菜のひとつです。なのに、なのに、なのに、


日本名がわからん


のです。困ったものです。手元にあるブ厚いネパール語辞典を調べても、載っていない。正確には「シプリガン」というもので、夏のはじめごろ3月の終わり~4月頃に採れる木の芽です。



味もさることながら、香りもラムロ(GOOD)です。

そのままフレッシュなものですと、軽く湯がいて、ジャガイモとサデコ(和え物)にするのがベスト。保存するときは、塩なしで、そのまんまビンにぎゅうぎゅう詰めておくと、塩なしの高菜漬といいますか、そんな感じで、酸味が出てきます。


 写真は、着けおいたものです。これをですね、先ほどのサデコ的なアチャールにしてもデレミトチャですしね、スープカレーにしてもデレミトチャですしね、ジャガイモと一緒にドライカレーにしてもデレミトチャですしね、とにかく何にしてもデレミトチャなんですね!! デレミトチャっていうのは、わかっているとは思いますが、


サイコーにウマイ


ということです。マイウーです。本気で、庭にシプリの木が欲しいです。あっそれから、どなたかシプリの日本名をご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください!!

この記事はネパールをモリモリ食べるにもミラーしています
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