えータイトルの『細家』なんですが、そのタイトル通り、スバらしく細い家を発見しましたので紹介したいと思います。
細いですねぇ。実に細いです。高いというより細いです。一階の雑貨屋さんにちょうど、お客さんがいますので、その細さが分かっていただけるかと思います。お店の人は、この細いお店の商品に埋もれて、ちんまりと座っています。お店の人が商品に埋もれている風にも見えます。
実はカトマンズにおいては細家は特に珍しい物件ではありません。狭いカトマンズ盆地の狭いバザールには、細い家が結構連なっていて、それは東京やニューヨーク(行ったことないけど)の住宅事情とさして変わらないくらい人口密度が高い(?)カトマンズにおいては、仕方のないことないことだったのでしょうね。ちょっとスケールが違いすぎる?←ちょっと?!
さて、次の物件の写真をご覧ください。
もともと細家があったところに、今度も細家を新築中です♪しかも四階建てということで、一体どこから出入りしてどこに階段があるんでしょうか?スペースの関係で階段じゃなくて実はハシゴだったり、消防の訓練みたいに棒一本で上に行ったりスルスルと下に降りたりするのもありでしょう。さらにトイレはどこに?風呂はどこに?と余計な心配&想像がムクムクと頭に沸いてきます。しかしやはり商売魂は健在で、一回部分は商店などに貸そう…ということで、シャッター付きなんであります。
まぁ実際には裏手が広かったりするのが普通なのですが、こう想像すると可笑しい…ということで。
ちょうど作業中のおっさんがいますので、大体の細さがわかってもらえるかとお思いますが…かなり細くない?!工事作業もままなりません。左官屋さんの「チェッ!」という舌打ちさえ聞こえてきそうですね。さらに引越しするときも大変でしょう。もしハシゴ階段だったらどうやって家具を入れたらいいんですか!模様替えったって模様を替えようがなさそうです!洗濯物や布団はどこに干したらいいんですか!お嫁さんも大変よ!
住人に至っては、身長180cm以上の方は、多分この細い方向に寝転がってダラダラできないでしょう。家の中でのラジオ体操やでんぐり返りもご法度です。ヨガくらいだったらオッケーかも知れませんね。ということでここの家のヒトはあまりアクティブに活動できないため、静かな性格になるでしょう、と勝手に想像しておきましょう。
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