しばらくぶりに、共通テーマに参加です。今回のテーマは「近所づきあい」。そうですねぇ。濃いですねぇ。濃厚ですねぇ―――秋深し隣は何をする人ぞ…まだまだ雨がつづいて、秋の気配は感じられませんが、隣は何をする人ぞ??なーんて、耳を澄まして考えなくとも、隣からこっちにやってくるのが、ネパールの近所づきあい!!
付き合い…しなくとも、向こうからやってくる。それはもううっとおしいくらいに。今どき日本人なんて珍しくもなんともないカトマンズなのに、まだやってくる。まぁ、私めがけてくるのではなくて、大概チビ連をつれて歩いているので、チビ連めがけて来ているくらいのことは分かってるんですが。そして、やってくる人々は、なぜかこちらのことをよく知っている。こ、コワイ…。しかしココで無下にするのは近所づきあいにヒビが入ってしまう。
同じアパートに住んで入れば、ディープもディープ。近所さんなんだか家族なんだか分かんない。『隣のウチも私のウチ』感覚です。「アレ、あすこにあったよね!」って、いつ見たんだよっっ!!何でウチのモノの置き場、知ってんだっっ!!何も言わずにあがってきてはどっかり座って話だす。
しかし…ほとんど主婦の私には、近所づきあいは逃げても逃げてもつきまとうモノ。ならばいっそ楽しく付き合っていこうではないですか。
ムッとすることも多い反面、いいことはもっと沢山。一応外人なので、なおさらなのかな?この頃ハマっているベランダ菜園も、花も、近所の人が種や苗を分けてくれたものがいっぱい。かぼちゃも同じアパートの人が食べたやつ、種をくれて、芽が出まして。近所でなくとも、散歩がてら他所のお庭を眺めていると、にわかに話に花が咲いて、「ほんならちょっと持って行きよー」といって、苗を分けてくれたりする。
人手が要る大きな行事になると、誰も頼んでないのにワラワラやって来て、いつの間にかいろいろやってくれている。いろいろやってくれながら、いろいろ言われるんだけど(笑)世話好きな人たちなので、あーしよこーしよと皆がそれぞれの意見を言い合って、和気あいあい。ネパール語が喋れるようになってからは、そこに参加する自分の姿も(笑)
日本では近所づきあいが希薄になって久しいとのことですが、ネパールでは不滅ではなかろうかというくらいの勢いです。ならば、そう、楽しくやるしかないでしょう!今日もチビ連をダシにして、話に花を咲かせる私です。
0 件のコメント :
コメントを投稿