ダサインは、ネパールで一年のうち一番大きいお祭りです。お祭りといっても、儀式的なことが毎日続いて、もうダサインを何度も迎えた私にとっては、特に見ていて楽しい祭りではありません。
ですが、それは日本の正月や盆に似たようなもののようで、「今年もダサインが来るねぇ」といった気分で迎えなければならない、ちょっとしたフシ目といいますか、また一年が経ったなぁといった気持ちを持たせてくれるもの。
私は、ダサインのメインの日とも言うべく『ダサミー(10日目)』のティカの日あたりに行くだけで、前後の事はよくわからいのですが…「うちのダサイン」は、とりあえず騒々しい!!大家族で、皆、田舎に行くので、そりゃもう大騒ぎ。久しぶりに会う従兄弟や親戚、話がノンストップです。何日か前に生贄にされたヤギ肉をモリモリ食べて(酒も飲みたいけど、うちでは酒はご法度…)ダラダラ&まったり過ごす。これが正しい正月ならぬ、正しいダサインの過ごし方?!
一人まったり過ごす私をヨソに、「プレート」と呼ばれる、儀式をつかさどる人が呼ばれて、長々と真言を唱えて儀式は進行します。「うちの」ご神木のあるところまでいって、ホラ貝を吹いたり鈴をガンガン鳴らして――その間もみんながゾロゾロついて行って、ワイワイガヤガヤ。ご神木での儀式が終わると、また家に戻り、今度は家の中で全員集合して儀式の仕上げともいえる、「聖水がけ」がまっています。聖水がけっていう言い方が正しいかわかんないですけど(笑)
プレートを中心にして、みな車座に座り真言を唱える時間が続きます。子供はゴソゴソしたり、おしゃべりしたり、していると、いきなりビシャッ!ビシャ!と聖水をマンゴーと菩提樹の葉っぱに含ませた水しぶきが飛んできます。これはいったい何事ですか?思いっきり頭からかぶっちゃった人も、ちょっぴり立った人もとりあえず「かかった」ということが重要であるらしい。フム…。
それがすむと、最大のイベントである祝福の「ティカ」付けの行事が始まる。我が家では年功序列(?)で、年のいったものから若い人に全員にティカをつけるので、チビほどおでこがまっかっかということになります。チビ連はおでこが隙間なく真っ赤です。でまた落ちないんだコレが(笑)石鹸くらいじゃ落ちません。
おでこが真っ赤の子供と、田舎風の土壁の家で汚れた服…汚れに行くようなもの?! 長期休みだから、それを利用して遠出したりしたいな…あわよくばダサインに参加したくない…と思う、私でした…
ダサインの時期が来てしまいましたか…
返信削除日本も祝日が多いからあまり批判はできないんだけど、お祭り時期って荷物の出荷が出来なかったりして急ぎの荷物があったりするとテンパッちゃいますよねぇ…
そうそう、このリンク先の昔の日本の写真(1900年前後みたいです)ってどことなくネパールっぽさがないですか?
http://www.flickr.com/photos/24443965@N08/sets/72157605714378115/show/
Ksさん コンニチワ☆前からKsさんのブログの噂は聞いてたのですが、やっとこさでたどり着いたよ!…ので、コメント?とゆうものを書かせてもらいます!
返信削除昔のも見ていくとチビチャンの成長が微笑ましいね~!日本でのクリスマス、お人形のキャンドルにフーッてして『停電』ってのがほんま笑いました!さすがっ!!
チビチャンsはダサイン楽しんだかな??
ではでは、またフラリと寄らせてもらいます☆
COMAさんコメントありがとうございます!今年もダサインが過ぎ、お次はティハールです。ダサイン前はうちのスラさんもかなりハードに過ごしておりましたが、お酒の方もハードに飲んでおりましたので、お腹はへこんでません。ひげはぼうぼうになってました(笑)
返信削除教えてくれたリンクの画像、そうですね、カトマンズの下町ムードがちょっと漂ってますね。オールドバジャ~ル・ファンにとっては残念ながら、建て替えラッシュのこの頃に、悲しい思いです。
AYAちゃんナマステー!サラはもう保育園に行きだしました!リタもヨロヨロながら立ったりして、どんどんおっきくなってます。またいつか、チビたちの様子をお知らせしまーす。
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