2009年9月11日金曜日

ルッドラ・プジャ

 ネパール月のサウン、女性は月曜に断食を行い、家々では清めの儀式をするのによい月とされています。引越しするときにも、お祓いしなかったし、とりあえず家の中清めとくか!と、今回のプジャをすることに。

  準備もいろいろ…。お米や色粉にお香、オイルランプや聖水、供物の果物や揚げ菓子、小麦粉や牛の乳やギー…小麦粉で描いた吉祥模様…それぞれに大切な意味が込められているのでしょうが、まったく理解できず。毎度のことながら。とにかく準備は着々と進みます。


 プレート、という儀式を司る人と、儀式に参加する人は、基本的にプジャが終わるまでは断食。それからプジャをはじめる前に体を清めて、男性はドーティと呼ばれる白い布を体にまといます。


 それから参加者のメインの人(男性)の、姉妹の方の甥っ子も参加者になくてはならない存在。姉ちゃんとこの息子に頼んで、ルドラクシェの首輪を何度も数え上げてもらいます。何千回つったっけ…気が遠くなるわ。。。

 「チャンディ」という経文の書。おじいさんの代から使っているそうで、四隅はかけて、年季入ってます。このチャンディの書、400ページくらいだったかな…?を、最初から最後まで読み上げるのですが、よくまぁ口も渇かずに、スラスラと読みます。


 ちなみに、このような経文は、すべてサンスクリット語で書かれており、そのサウンドは、ヒンディともネパリとも違って、また耳に心地よい響きです。


 「グラハ」と呼ばれる吉祥模様は、8つの惑星の天文シンボル(水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星)を表します。この吉祥模様は、様々なプジャで用いられる、重要なシンボル。この模様の上にもプジャをしました。



 長い経文なので、途中休憩さえも入ります。ちょうど、ヘチマの緑のカーテンで、日差しもよけて涼しく、和やかにプジャはすすみ、やっと3時くらいに終わりました。フー。


 楽しいけど、いろいろとワケワカランことだらけの、プジャ。ヒンドゥの様々な儀式の意味がわかるのはいつの日か…。







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