12年に一度の祭り～マッカル・メーラー～②

　お父さんは一服しようとポッケに手を入れると「あ、ない・・」タバコを落としたらしい。けれども、沢山の出店のおかげで、どこにでもタバコ一本から売ります屋があって、大人はタバコ、子供は炒り豆（よその子はジャンクフード）。


　タバコを吸いながら、対岸を眺めます。だんだん混雑も増してきました。早くきて、よかったねー。　気合の入った人たちは、沐浴。にわか作りの更衣室で、衣服を脱ぎ、川のふちへと向かいます。

　寒そうだな・・。沐浴したい気持ちもわずかにありましたが、聖水をちょいちょいとかけて、ヨシとしました。


　というのも、私たちより先駆けて、先日下のばあさんたちもここを訪れたのですが、ばあさんが沐浴中に、スリッパの盗難にあってしまって困った、という話を聞いていたからです。靴がなくなったら、困ります。←超いいわけ

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　よし。残すは丘の上のゴラクナート寺だ。「一時間かかるよ！」と、先日話を聞いていたのですが、コンクリートの石段があるから、楽チン♪と楽観していたら、そちらのほうは下り専用になっており、上りは松の木の林の急斜面であった・・・。


　人が少なかったので、子供をそれぞれ担いで、１０分足らずでゴラクナート寺に到着。ふー。ふー。しかしもうプジャの列に並ぶ元気はない。
　朝からお参りのためにコーヒーしか飲んでいなかったので、腹ペコです。軽く遠くから手を合わせて、楽チン道を下りました。


　はー。人は多くてごみごみしてるけど、なんだかすがすがしいな！また、１２年後も来るし！と心のなかで思いつつ、バイクへの道を歩きました。が、チビたちは、そんなことはどうでも良く、来る途中に見た激ショボ遊園地が忘れられなかったらしい・・

　続く。