何かにつけて「神頼み」しまくりなネパールな日々。
とりあえず参っとくわ
というのは、日常よくあるシーン。
先日、家に帰り着く直前のところで、30人くらいかたまって、その中ほどからモクモク煙がでていました。
30人くらかたまって(集まって、か)いることは大変よくあることなので、そう注意を引くほどのことでもないのですが、その人の輪の中ほどから煙がモクモクというのが気になったワケです。
さて…
私もその輪に入って、前へ前へと進み行くと、
わしの目に狂いはなかった。
あぁ。早く帰って洗濯物入れないと。停電かなぁ?電気あるかなぁ?いろいろ気になりながらも、目の前の神様が気になる。
しばし見ていると、これらの神様はその場で製作されているのだった。これは一連の流れをきちんと見ておかねばなるまい。
すんません…
もうちょっと見させて…。
女の人が軽く火をおこしています。簡単な送風機もあります…。
裏返した丸いナベの下には、アルミくずが入っています。
そのアルミくずは、持ち寄られたものです。家にある不要なアルミくずをお持ちください神様にして差し上げますよ(有料です)それは、リサイクル魂。
そして、真っ赤に熱されてドロドロになったそれをこちらの型にトローリ流し込みます…
このように一部小さい穴があいていて、そこに流し込んだとたんに素早く素手でふたをし、待つこと数十秒。
ふたを開けてみますと、なんかもっさりした塊が。
まだ暑そう。でっかいペンチでつまんでコンコンすると…かっ、かっ、神様になっとるやんけ!!
一日でいいから弟子にしてほしいよ。
最後の仕上げに、ペイント。といってもシルバーとゴールドの2色しかないのだった。シルバーやゴールドやないと、ありがたみがないからかもしれないわ。
うー。時間が許す限り見ていたいけど日が沈むのが早い! 後ろ髪引かれまくりで家路へついた、ある日の出来事でした…。
これで、商売になるなら、ネパールでアルミの鋳物屋やろうかな。
返信削除問題は、神様をどこで手に入れるかだな。
タイの神様で良いかな?