ハヤトウリ御殿のある日

某日の朝。

家の脇の桃の木近辺にて、なにやら人だかり。



　
といっても、みなさんうちの住人ですがな。

おばちゃん、覗き込んでます。

何してるんだと思いますか？




これは、うちのお父さんが、



何かを掘っている


の図です。


何を掘っているのかって？


徳川埋蔵金とか…

金とか…

井戸とか？




皆が暖かく見守る中・・・






姿を現しましたのは・・・








デケデケデケデケ・・・・


ジャーン

　

遺跡の発掘か？！


古代のハニワか？！


いいえ。これは、




イモ状になったハヤトウリの根っこ


です。


昨年の秋は、思ったよりも収穫量が少なく、

（といっても１００個は間違いなく取れましたが）

これでは御殿の名に恥じる。

これはもう株が古くなったのであろう。

ということで、根を掘り返し、

新しいのを植えることにしました。


そしたらですね、


思った以上に大収穫 


掘れば掘るほど姿を現すウリの根っこ。


作業を中断できないお父さん。


この根っこは、長いもなんかとおなじように調理して食べれます。

もっとさっくりしてますが、美味しいですよ。


そして、本当はこちらを、



掘り返すのが目的でした。


新しい実を3個ほどここには植えました。

もう芽がでてたので、問題なしでしょう。

また秋には、御殿になってくれることを祈るよ。