歩きなれたバザールには、いくつも私の好きな建物があります。この写真の建物もそのひとつです。その昔は、人々のちょっと休憩の場に使われたのではなかろうか?という造りの今ではスパイス屋さんです。しかしスパイス屋としてももう3代くらいは続いているのではなかろうか?と思われます←勝手な想像です。今にも壊れそうな傾き&ひしゃげ具合が、見るたびにスリルを誘います。なのに、施された彫刻の美しさは目を見張るものがあります。
の、行進チックなレリーフ というかコテ絵というか。
半ズボンだし?帽子はベレー調?一人顔がないのは?ヤラレタ!?兵隊さんにしてはへっぴり腰?ちっとも強くなさそうなんです。
作っている人達の姿を想像したり、どーしてこんなに傾いちゃったの?!と考えたり、彫刻の美しさにフと立ち止まったり(後ろの人に迷惑)、用事がなくてもブラブラしたくなってしまうんですね。コレが。この頃は、建て直しするところも多く、ある日そういうところを発見すると、ガーンとショックを受けます・・でも、そこで生活している人にとっては、やはり昔作りの建物というのは、不便で、新しいコンクリートとレンガの家の方がよく見えるのでしょう。
町並み保存を真剣に望む、古都・カトマンズ・ファンです。
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