2007年8月24日金曜日

手描き看板 ~肉屋編~

 今回の注目は『肉屋』です。

 こちらの肉屋さんは朝方、ヤギなりニワトリなり、大体そこの店の前でさばいて店頭に並べます。大きいバッファローの肉を扱っているところは、どこかまとめて精肉しているところがあり、そこから肉の塊をもらって来るようです。お店では「1キロちょうだい」といった風に、量り売りが主流です。その場合、よく目を光らせて、骨の少ないところをしつこくリクエストするのがコツ。うっかりお喋りでもしていようものなら、帰って袋をあけたら骨だらけ、なんてこともあります。表に繋がれたヤギさんも、あと数日の命・・・知ってか知らずか、大人しく子供に草をもらったりしております。前置きが長くなりました、そろそろ看板のほうを見てまいりましょう。

まずはじめはこちら「フレッシュ・チキン・ハウス」さんです。
 チキン・ハウスとは言え、ヤギ肉、魚も扱っているようですね。手広いですね。ナゼか大方の肉屋さんは、鶏肉は毛をむしって頭を落とした絵、ヤギは頭をちょん切った絵が多いです。よーく見てみると、首を落としたところに血がにじんでおります…生々しいです。魚の方は、顔が丸っこくてかわいいです。

 お次はコチラ「エンジェル・コールド・ストア」さんです。こちらは取り扱い品目が多く、上からチキン、バフ(バッファロー)、マトン、ソーセージ、ベクティ・フィッシュ(なんだろ?魚だよな) エビ、ポーク、フィレ(これも何だろう)、ドライミート、となっております。エビやソーセージなどはきっと冷凍です。おっ、珍しくマトンでしょうかポークでしょうか、足の塊の絵が載っています。それにしてもエビの絵が、なんだか一億6千年前風のエビですね。ってどんなエビだ??








 最後はコチラです「インドラニ・チキン・サプライヤー」。こちらも様々取り扱っているようです。「インドラニ」というのは「虹」のことで、さしあたり「虹・チキン・卸センター」といったところでしょうか。こちらも首を落としたところから血がダラダラと落ちております。生きたニワトリの絵もありますが、多分そのままでは売っていないと思います。ってそのまま買っても困るし。でも、家で飼うならいいか。卵産んでくれるかもしれないし。

 今回も三者三様、キュートな手描き看板を見てまいりました。看板はかわいいのですが、お店の台にはヤギやブタの頭がどーんと乗っていたりして、ぎょっとします。って、もう慣れちゃったけど。普通に買って食べちゃうけど。ではでは次回もお楽しみに。

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