2007年8月25日土曜日

えんぴつの思い出

 ペンやボールペンを自分からせがんで、あちこちにイタズラ書きするようになったチビ。椅子やら床やら、ちょいと目を離したスキに、落書きは増える一方。。楽しそうに書いているのを見ると、咎めるのもどーだかなぁと思うから、好きにさせておこう、となる。どうせネパールの家は、ペンキで壁を塗ってあるし、床だって安いビニール調だし。

 ふ、と自分の小さい頃を思い返してみると、そういえばえんぴつ使ってたなぁ。長い間、えんぴつ、使ってなかったなぁ。そうだ!えんぴつなら、あっちこっち落書きされても大したことないぞ!と思いついて、えんぴつを持たせるようにしているこの頃。学校だってえんぴつだし。

 えんぴつ。懐かしい響きさえ伴います。小学校の頃はずっとえんぴつ使ってたなー。そんで、うちはえんぴつ削りが禁止で、学校から帰ると、お父さんがナイフで毎日えんぴつを削ってくれたっけ。電動のえんぴつ削りを買ってもらったのは、小学校の高学年くらいだっただろうか?姉ちゃんが中学校に入ったくらいやったかなぁ。きっとそのせいで、今でもえんぴつ削りに馴染めない私。うちのチビが学校に行くようになってもきっと、自分で削って持たせるんだろうなぁ…へんなところで頑固なのは、お父さん譲りな気がするわ。


 だから、こっちの子供でも手動のちっちゃいえんぴつ削りを使っているのを見ると「芯が尖がって、いい字が書けないぞ!」と思ってしまう。硬筆とお習字を習わされたせいか、ホント、老婆心なんだけど、そう思っちゃう。そうしてこっちでも高学年になるほどに、シャープペンとか万年筆とか使ってるみたい。

 そんでもって、えんぴつのお尻の方をちょこっと削って、名前が書いてあるの。嫌だったなー…だけど、チビのえんぴつにもそうして名前を書いてしまっている私。それに、えんぴつがチビてくると、お尻の方にくっつけて伸ばせるのがあったなぁ。今の子供達も使ってるのかな。この前ロータスのカズさんが、これは欲しいって言ってたけど、ネパールでも売ってるんだよね。

 思い返してみると、えんぴつ一個でも、かなり大事にしてたなぁ。夏休みのラジオ体操も、毎日頑張ると景品がえんぴつとノートとか、運動会でもえんぴつもらって、えんぴつがあっちこっちに登場してた気がする。今もそうなのかなぁ。うちの甥っ子や姪っ子たちは、あんまりえんぴつを大事にしてない気がする。老婆心か。

 えんぴつを削りながら、ふとこんなことを考えた今日の午後でした。

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