さぁさぁまだまだ瓜の季節が続くよ~~…ってあんまりうれしくないけど。これから猛威を振るう「ハヤトウリ」ことネパールでは「イスコス」。洋ナシの彫りを深くして、イガイガのとげをくっつけたような感じです。こちらでは、超ポピュラーな野菜です。
ちょっと見にくいですが、こんなに沢山花が付きます!薄いきれいな黄色で、お花は小粒。ハチやありんこがすごいです。こんなに花が付くってことは、実の方も、そらもうアナタ、じゃんじゃん鈴なりでございます。食べても食べても食べきれません。朝もイスコス、昼もイスコス、夜もイスコス←おおげさ。
まだこれから勢力を伸ばすので、今のところ1キロで25~30Rs(50~60円)くらい。これがもう少しして、最盛期には1キロ8Rs~10Rs(20円)くらいまで安くなり、かなりチープな野菜のひとつです。ですから、食卓に上がる頻度も自動的にUPしてしまい、「えーお母さんまたイスコスー」なんてぶぅぶぅ言っている風景目に浮かぶようです。
そして、こいつは、我が家の脇の桃の木に、桃の木の正体が見えなくなるほどに生い茂っております…。どんどん成長しまして、3階の我が家のベランダにも到達しました。ヤッタ!もんのすごい繁殖力です。そして、小さな小さな実がなっていました。
さぁこんなにまで安く、しかも家の隣に鈴なりになるであろうモノを、私が放っておけるハズがなく。さてどうしてくれよう。ネパールではひたすらカレーの具のようです。それじゃあ子供から文句も出るよな!こちらの人はあまり食事に気を遣っている風ではなく、って言ったら悪いか。主婦は暇そうなんで手間はかかっても毎日きちんとご飯を作りますが、違う調理のしかたとか、アレンジとか、同じ素材で違ったものを作ろう!という創作的意欲が見られない。よく飽きないなー。
それに、このハヤトウリ、こちらでは生で食しません。食べられるって知らないのかな?塩で軽くもんでドレッシングかけたり、浅漬けとか、ロータスレストランのカズさんだと糠漬けとか、おいしいんだよー。ひよこ豆と一緒に、バター醤油で炊いても美味しい。皆さんほかにどんな調理方法がありますか?それに、かぼちゃのつると同じく、このつるだって食べられます。ってついこの間知ったんだけど。エヘヘ。クルクルのひげが多いけど、やわらかくて美味しいかったです。
毎日同じ野菜でも、工夫して沢山食べられるようにする知恵を、ネパールに住んでいると学びます。だって、その時季のものがやっぱり一番美味しいんだもん!しかも安い!来る「ハヤトウリ」攻めのシーズンに備えて、今からいろいろ考える私でした。
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