超芸術トマソン(詳しくはこちらのサイトへ)とは赤瀬川原平氏の提唱する「超芸術」のことで、1970年代にちょっとしたブームをもたらしたようです。言っちゃえば、「無用の長物」みたいなモンですが、そこに芸術性を感じてしまう…というワケです。
遅ればせながら、1970年代生まれの私、この「トマソン」物件が、以前から大好きです。だいたい遊園地などよりも、こうしたへんな建物や社寺を見物に行くのが趣味なのですが、トマソンブームに乗り遅れながらも、こよなく愛してしまう…。そうして海を越えたネパールに住むようになっても、あちこちでトーマス物件を目にしては「はっ!」としてしまう日常。カトマンズにもトーマスがあったのですっっ!!
遅ればせながら、1970年代生まれの私、この「トマソン」物件が、以前から大好きです。だいたい遊園地などよりも、こうしたへんな建物や社寺を見物に行くのが趣味なのですが、トマソンブームに乗り遅れながらも、こよなく愛してしまう…。そうして海を越えたネパールに住むようになっても、あちこちでトーマス物件を目にしては「はっ!」としてしまう日常。カトマンズにもトーマスがあったのですっっ!!
そして昨日発見したのが、これ。
『無用手すり』
『無用手すり』
ピンクの壁の素敵なこの建物、一見何の変哲もない新しいお宅です。軒の下には、無用とも思える外灯がズラリ。そして問題は、このバルコニーの手すりであります。
一階部分の軒の上に、手すりをくっつけた合理的タイプのバルコニーというか、ベランダというかでありますが、よーく見ると、そこへアクセスする扉が在りません。じゃ、ここに洗濯物を干したい!という場合は、どうしたらよいのでしょうか?推測するに、
①窓を乗り越えて、干す。ちょっとコワイけど、ひとたび出てしまえば行動範囲はグーンと広がります。
②窓から身を乗り出して、がんばって干す。この場合、体の届く範囲がかなり限られてしま いますね。
と、ここまで考えて、もう一度現場写真をよーく見てみますと、ナント窓には格子が取り付けられているではないですか!オーマイゴット!これじゃあ手しか伸ばして出せません!!手すりまで手の届く手の長い人が住人でしょうか?というのも、今朝通りかかったら、そこに小さいパンツが干されていたからです!!棒にでも引っ掛けて、干したんでしょうか?!無用だとばかり思っていたのですが、実は実用性もあったんでしょうか?!
いつか干している現場を見てみたいと思います。
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