2007年9月15日土曜日

ガイドブックにないヒマラヤビューポイント ●共通テーマ●

 今回の共通テーマは『ガイドブックにないヒマラヤビューポイント』。天気のよい日には、ぶらぶらカトマンズの街を歩いていて、チラと山のほうを見上げれば、輝くヒマラヤが顔を出していることもよくあります。こちらに生活していても、ヒマラヤの見える朝には「ウォー、今日は見えるぞー天気がいいぞー」と、一日の始まりがすがすがしく、気分よくなってしまいます。が、 9月も半ばだというのに、まだヒマラヤの見える日が少ないカトマンズ。



 写真はカトマンズから北西へバスで一時間足らず、夕日の有名なカカニの丘近くから、少し下ったところ。去年、ダンナさんの実家へ帰ったときに撮った写真ですが、うーん、ヒマラヤは見えず。ということで、想像してください…

 天気のいい日の、うんと朝早くには、真っ白な雲海が眼下に広がり、ズーと目線をあげていくと、
連なる丘のはるか彼方に、チラホラとその白い頭を覗かせてくれます。小さな田舎造りの家のバルコニーで、搾りたてのヤギのミルクで入れてくれた、あったかいチャイを飲みながら景色を眺めて、アー、こんなにカトマンズから近いのに、こりゃ、ダンナの実家と言えどある意味リゾートだわ~と幸せにひたります。空気は澄んで、美味しいし、階下から立ち上る、囲炉裏からの煙の匂いも鼻をくすぐる。ぼんやりしているうちに、あれよあれよという間に眼下にあった雲海が、どんどん上に上ってきて真っ白い霧にあたりが包まれてきます。

 しばらくして、霧が晴れると今度は谷底にトリスリ川が見え、朝の太陽に水面はキラキラ輝いて、それを見下ろすようにぴょこんと飛び出たヒマラヤのピーク達が再びその姿を見せてくれます。村のあちこちで、歩き疲れてふっと見上げるとそこにはちょこんと頭を出したヒマラヤが。

 雄雄しい、猛々しい姿ではありませんが、田舎ののほほーんとした風景に、フツーにマッチして頭だけ、白く輝くヒマラヤが、我が愛するダンナさんちから見えます。カトマンズから日帰りも出来る、かわいらしいヒマラヤのビュー・スポットです。

 しかし、ヒマラヤを見て一番感動したのは、マウンテン・フライトなのでした。



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