2007年10月25日木曜日

手書き看板 ~女物仕立て屋編~

 ダサインも終わりに近づき、親戚を訪れて挨拶廻りの続く日々。これに備えて、みんな新しい服を新調して、ダサイン気分もいっそう盛り上がります。子供などは、フリフリのリカちゃん人形さながらの服を着せられ、いかにも「お出かけなのだな~~」と見受けられます。さて、ダサインに備えて仕立て屋さんは大忙しであったろうと思われます。今回はその、仕立て屋さんの看板にスポットをあててみましょう!



おお~~!看板だけ見ると、紅白歌合戦も顔負けのトップバッターのコチラは「サル・ファッション」さん。クルタ・スルワールというのは、この絵のようにドレスとパンツ、そしてスカーフの3点セットを言い、インドやネパールの民族衣装です。生地を持っていくと、自分の好きなデザインで仕立ててくれます。長めのドレスと、ふくらんだパンツがオーソドックスなスタイルです。ヘアスタイルからは、大人のオンナを感じさせるモデルの看板ですね。


 お次はコチラ「シラ・ファッションテーラー」さんです。ちょっぴりあどけない感じの、大人というより娘さんくらいのモデルさんです。この頃は、こんな感じで上が短く、パンツのすそが膝から下にかけてぴったりとしたシルエットのものが流行りのようです。これならバイクも横乗りしなくって大丈夫だしね。



 アララ、裏にまわって見るとコレは「チュパ」と呼ばれるチベットの民族衣装でございます。多様な民族が住むネパールならではでしょうか。日本の着物のように、前合わせの衣装で、既婚の女性はこれにエプロンをかけた姿が正装とされています。帽子も変わったのかぶってるなー。ちょっと近づいてみよっと…


アヘー!!


オーマイゴット!いたずらされてる!!
 素顔はどんなに可憐だったことでしょうか…

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