2007年11月23日金曜日

ダヒ・チャーマル

 秋晴れのすがすがしい(ホコリはひどいが)日々が続きます。近くの農家ではお米の刈り取りがすっかり終わり、忙しさも一息ついた印象を受けます。昨日は「ダヒ・チャーマル」を食べる日…でした。

 ネパール語で『ダヒ』とはヨーグルト、『チャーマル』とは調理していないお米のこと。昨夜インドバジルの聖木や、ポインセチアの聖木に、前夜祭的にプジャをしているところを沢山目にしました。

 お米は新米を使い、多分これって米の収穫を祝っての行事ではないかと思いますが、作ったら一番に祭壇に捧げ、実りの感謝を捧げるそうです。しかし新米はまだ出回っておらず…仕方ないので古米で「ダヒ・チャーマル」に挑戦ですっ!










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材料:新米  
   ヨーグルト  
   バナナなど果物(好みで)  
   干しブドウやナッツ類(これもお好みで)
   砂糖かハチミツ(ヨーグルトが無糖なら、少し入れると美味)
   香りのよいスパイス(カルダモン、クローブ、シナモンなど)


作り方: ①まず、お米が新米であればそのままで、古米を使うならしばらく水に漬けておきます。
     ②そして、米の水を切って、全部混ぜます。

 ちなみにカトマンズではこんな感じで、素焼きの器に入ったヨーグルトが売られています。もちろんパックや、カップ入りのもあります。

 
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出来上がり!←もう出来たんかい!!

 というほど簡単で、しかも意外と美味しいです。挑戦っていうほどのモンでもないです(笑)生米って抵抗ありますが、フシギな食感で意外と「食べれるじゃん」て感じです。バナナを潰して混ぜ、ナッツやドライフルーツも使うと、一層こっくりと仕上がって美味しいですよ~。

 チビは米の食感が気持ち悪かったのか、あんまり食べてくれませんでした。。でも、日本でも七草粥や月見団子を食べる風習があるように、こちらにもある風習を、出来るだけチビに体験させてあげたいなーと思うのです。そしてそれは、これまであまり興味がなかった自分自身にとっても、生活を少し潤すものとして楽しませてもらっています。

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