2007年12月6日木曜日

ココでも冷え厳禁。

 だんだん寒さがまして、短いカトマンズの秋から冬に移っているのを感じるこの頃。もうから毛糸の帽子をかぶり、ショールで体を覆い、冷え防止には余念がありませんが、足元をみると裸足にゾーリなネパール人。


 さて、一年半ぶりに飛行機を利用する機会がありました。飛行機大好きなので、久しぶりにビッグイベントであります!がしかし座席がちょっときゅうくつ…まぁチビとおんなじ座席だから仕方ないか。隣に座ったのはネパール人の若いカップルで、1歳半くらいの男の子がおりました。 夜中のフライトだったのでチビが大変だろうと、「昼間は寝かせないで、飛行機の中で眠ってもらおう」計画を実行。チビは眠たくて仕方が無い様子。フフ…いい感じに予定通りだわ。と思ったら、隣の子供は大変であった。


 まず、暑い。エアコンが効いているので当然なのだが、お隣さんの僕チャンはこれでもか!というくらいに着膨れしている。顔も、耳まで真っ赤になっている。ワシだって肌着をコッソリ脱いでしまったくらいだ。「暑いんでない?」というと「冷えるし」という。いや、冷えんだろう。こういうところでもネパール人はちょっと頑固である。体が冷えるということは健康の強敵なんである。


 ヨソの子が泣こうが喚こうがどーでもいいのですが、眠くて仕方ないチビを抱えてちょっとイライラしてきた私。。「ちょっと水飲ませてみたら?」と言うと、

旦那「あそっか!水、おい水!」
 
 嫁「でもお湯じゃないと、冷えるし!」


うーん、冷えんだろう。一体何リットル飲ますつもりですか?離陸直後で忙しいエアホステスは、それでも「かしこまりましたっ」と言って奥にもぐってしまった。まだベルトしてくださいの電気だって消えてないよ。待てども待てどもお湯が来ない。そりゃ忙しいであろう。僕チャンの駄々は最高潮。ワシの辛抱も我慢の限界。「お水なら持ってるけど」と、差し出すと、仕方なく「じゃ少しいただきます」と意外とスナオに受け取り、僕チャンはチュゥチュゥと一気に飲み干してしまった。親であるカップルもしきりに「暑い、暑い」と言っていたんだから、子供だって暑いだろう。ウン、暑いよな。


 「暑い、暑い」と言っているのに「何を飲まれますか?」と聞かれると「お湯プリーズ」と答えていた。なんでだろう。しかもお茶や何やでなく「お湯」なんである。「いろいろあると思うよ」と言ってもかたくなに「お湯」と言っていた。お湯フリークなのか?で、暑くてお湯を飲み、スグに汗をかいてしまうのでまた「お湯プリーズ」と繰り返していたら、最後にエアホステスが「申し訳ありません、もうお湯はございません」と言ってきた。

 そしたら、足元にあるバックから魔法瓶が出てきた。


 アンタらお湯持ってんじゃん!!!
 
 
ホントに「お湯はございません」かどうかわかんないけど、なんか笑えてしまった。

 

1 件のコメント :

  1. 飛行機が大好きだなんて知りませんでしたよ。。。何なら仕事変わってあげる~~(笑

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