2008年5月29日木曜日

支えるサル

 様々な神話においてもよく登場するおサル。サルにもいろいろありまして、神話の中では活躍するものの、カトマンズではスワヤンブナートやパシュパティナートのお寺あたりから街に繰り出して悪さをする輩も時々見かけ、田舎においは畑を荒らし――と、下界…人里においてはあまりウェルカムではないようで。


 さて、話変わってカトマンズの街のあちこちで目にするストューパ。白く塗られた仏塔は仏様が奉られており、朝に夕にお祈りの人が訪れます。

 
 ここにもホラ。子ぶりながら天傘もついててちょっと立派なカンジ。ストゥーパの周りにはオイルランプ用の皿が設置されていて、何か特別な日にはそこに明かりが灯されます。さて、その傘を支える部分、下のほうにずーっと目を向けてみますと…




あっ、おサルだ!

 こ、これは!おサルが傘を持っているというワケなんですね!こういうのは感心なおサルの部類と言えますでしょう!!雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ…ソウイフおサルに私ハナリタイと、思うおサルがどのくらいいるかはハテナです。が、立派に支えているおサルの勇姿は、人々の心をゆさぶる何かがあると思いませんか!!←私だけかも

 時にはノラ犬にあらぬところをぺロリとやられ(乙女の方はゴメンナサイ)、時にはハトにつつかれ、それでもジッとこらえて頑張ってます!

 こんなおサルがいっぱいだったら、ネコの手どころかおサルの手を借りて、いろんなことができるだろうなー。

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