鳥屋

　日本はすっかり梅雨もあけ、猛暑のようでございますが、ハイこちらカトマンズ局！雨はまだまだ続きます。とはいえ、晴れ間も結構のぞきます。そんなときには、どろどろ道に負けずにバザールにＬｅｔ’ｓ　ＧＯ！！


　さっそく事務所を出て、バザールに向かうところで、小鳥屋さんに出会いました。

　いい感じですね～。ちょっと腰を低くして、天秤をかかえる姿。商人風ではありませんか。カトマンズの街では、こんな感じで天秤をもって、野菜を売る姿もよく見かけます。彼が売っているのは、オウム、インコなどの小鳥と、下のカゴには真っ白いウサギがおりました。


　見てください～～かわいい～～。オウムにとってはきゅうくつそうでありますが、このカゴがまたかわいい♪　買う気＆飼う気（これは駄洒落です）はないけど、立ち止まって見てしまいます。子供をつれて歩いてますので、「子供に買っておやりよ」などと、むこうも売り口上ノンストップですが、そこで負けてしまっては、家事やチビ達の世話に加えて、オウムの世話などという３重苦になりますので、誘惑に乗るのは禁物です。


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　インコはこの通り。うーん、かわいい。ロータスレストランのカズさんはこの誘惑に負けちゃったのかな…大分前に彼は小鳥を買ってしまい、さらには鳥小屋まで自作で作ってしまったようです。オウムは大きくなっちゃったらちょっと困るけど、インコくらいなら頑張って飼えるかもしれないわ…などと激しく心が揺れ動くのを抑えるのが大変です。この時点でもうベランダ菜園を忘れています。


　それにしても彼は、日がなこうして鳥を売って歩いて、どのくらい売れるのでしょうか？と余計なギモンが沸いてきたので、正直にぶつけてみますと「結構売れます」とのこと。へーぇ。あんまり見かけないけど、買っている人もいるのだな、と思ったら、放生用に買って放してあげるのだそうです。へーぇ。生き物を放して（逃がして）やることで徳を積む、ということです。なるへそ。


　しかし未熟な私には、この鳥を放してやったところでどのくらいの徳になるかギモンですので、やめておきました。