2009年5月21日木曜日

野いちご・ベリー

 
毎度のことながら、近くて遠い、うちの田舎・チャトゥラーレ村。先日、母の日でしたんで、たまには顔見せに行くかーと、久しぶりに行ってきました。

 
 まだ3歳と1歳のチビたちは、バイクに飽きたり眠くなって頭がグラグラしたりします。私も「たまにしか帰らないからな」と、お土産をリュックいっぱい詰め込んでますので、腕がしびれ、自分の腕が自分のものでないみたいになります。


 そんなわけで、途中、何度も休憩が必要です。チビたちには水を飲ませたり、青空トイレしたり、飴を口に含ませたり。ネパールでは青空トイレできないと、結構ツライかと思います。私とお父さんはタバコを吸って、休み休み進みます。


 と、休憩中、いきなりダダッ…と崖を下る、人影あり。

もしや、土着民か?


 いいえ、土着民ではありません。これはうちのお父さんです。さすが田舎育ち、しかも山間部だけあって、急な崖でもへいちゃらです。


 


そんなお父さんを眺める娘たち、ここにアリ。






 恐る恐る崖を下ってみると

なにやらブッシュが。

よく見ると、



あー!ノイチゴじゃん!

 ひゃほー!見渡すと、あるわあるわの採り放題♪ しかし採りながら食べているので、なかなかいっぱい採れた気にならないのが難点。さらにこのトゲ…イテテテテ。「おかーさーん!何食べよんのー!」食べ物にはナカナカ目ざといチビ達である。ホラよ。


 ウフフ。プリプリのノイチゴだよ。ホラ食べな。けれども採っても採っても食べるスピードに追いつかぬ。初めて食べるノイチゴに、チビ達はフィーバー。「あたしも採りたい!」それは無理であろう娘よ。おかーさんだって、怖いくらいのガケなのだ。


 「まだ食べるーーー!」騒ぐチビ達を無理やりバイクに乗せて、一路チャトゥラーレ村へ向かうのでした。朝早くでたハズなのに、もう日は高く昇り…。

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