サウン月・月曜日毎のプジャ

　７月１７日から８月１６日までは、ネパール暦でサウン月です。サウン月の１ガテ（一日）は、サウン・サングランティ（月の初日は、サングランティと呼ばれます）で、人々はキールと呼ばれるライス・プディングを食べて、その日を祝います。

　サウン月は、いつにもまして様々なお祈りや儀式を行うのによい月とされ、また、いつにもまして熱心にシバ神にお祈りをささげます。それは、月曜日です。


　今年、ネパール暦２０６７年のサウン月は、月曜日が５回あるというラッキーな年です。例年にもまして、月曜日ごとのお参りと断食をすると、願いが叶う、と言われています。


　ふふふ・・・願いって？それは、「お金持ちになりたい」とか、「旅行に行きたい」などというお願いではいけません。（てこともないやろうけど）サウン月で、一番グーな願いごとは、デデデデデデデデ・・・・・


☆ステキな人（男性）とめぐり合えますように☆
　
☆夫と末永く幸せで過ごせますように☆

　といった、言ってみれば「人生の伴侶」系のお願い事をするわけです。ウチの義姉さんたちは「私が先に死ぬことはあっても、主人は長生きしますように」「悪いことは主人ではなく、この私に降りかかってきますように」とまで、願うそうだ・・そこまででけん。


　様々な民族やカーストがありますが、特に熱心に見受けられるのはヒンドゥ教徒のブラフマー・カーストで、シバ神に由来のある月曜日は、シバ神のお寺にお参りに行きます。皆さん、いろいろなサウン月のスタイルがあるかと思います。そして、あたし達も・・・・・・。

　
　サウン月のことは、いろんな話があって、つきませんな。なかなか本日の本題に届きません。今回は、先日の月曜日のお参り報告です。近所のお寺に行きました。

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　早朝にシャワーを浴びて、身を清めてからお寺に向かいます。洗濯中だった私は、みんなのようにクルタ・スルワールやサリーを着る暇がなくて、超普段着・・・トホホ。我が家は貸家もしていて、家全体で女性が総勢７名おりますが、その友達や何や、ゾロゾロと出かけたわけです。


　事始めには、まずガネーシャ神。お参りも、ガネーシャ神に参拝してから、他の神様です。


　お参りは、生理の間、できません。ヒンドゥでは血は「不浄」のものとされていて、お寺はもちろん、厳格な家庭では、家の中の神聖な場所とされるところにも入れません。この辺は、私、お寺に行くときは守ります。失礼にあたりますからね。


　　プジャに行くときは、写真のようにプジャ・グッズを携帯します。赤や黄色の色粉、聖水、黒ゴマ、お米、お花にお香に果物・・と結構いろいろ要ります。よく分からないので、ベテラン陣に任せます。


　ガネーシャ神へのお参りが終わったら、いよいよシバ神だぜ！それにも、まず聖水をかけて、色粉を下からつけて、お花をささげて、
etc. etc.　順番があるそうです。ベテランさんの真似しつつ、みんなで順番にプジャしました。


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　このコ・・・やけに真剣だわ・・・。カーストの違う彼氏がいるのですが、「結婚は多分、親に反対されるよー・・」と嘆いているだけに、余計真剣なんだわきっと・・・。願いが叶うといいわね！！