2007年7月10日火曜日

郵便局に行きました。

 お客様からお預かりした荷物は、仕入れや引越しなどの大荷物だとカーゴや宅配で、旅行者からお預かりするような小筒だと郵便で送る場合がほとんどです。

 カトマンズは世界各国からの旅行者やビジネスマンで賑わう街です。旅行者からお預かりする小包も少なくなく、アトラスでは週に2~3回ほど郵便局に小包を送りに行っています。今日は5個、小包がありました。早速行ってみましょう!


 カトマンズ中央郵便局です。郵便局は封筒で送れる物くらいまでのお手紙コーナーと、それ以上の小包コーナーとに分かれています。写真はPARCEL小包コーナーの入り口。PARCELの文字が薄くなって、見にくくなっています・・・一国の首都の中央郵便局にしては、日本の地方郵便局よりものんびりムードがムンムンと漂っています・・・それはいいとして、早速大まかに荷物を送る手順を紹介します。


  郵便局に荷物を持ち込み、申告用紙に必要事項を記入したあと、荷物検査があります。違法なものや、薬物、危険物などの取締りが目的のようですが、あまり真剣な感じではありません。検査にパスすると、箱を閉じ、写真のように白い布で箱を覆い、最後に縫い目に赤いロウ(ワックス??)を垂らして封印します。この作業には一体何の意味があるのかよくわかりません。以前、知人が局員さんに聞いてみたそうですが、局員さんもさぁよくわがんね。と言ったそうです。なんでもイギリス人の友人によると、これは昔イギリスでやっていたとかで、それが植民地だったインドに残り、それをネパールでも取り入れたのが残っているとか。ホントなのでしょうか?

 疑問の残る作業を終わらせると、重さを量って料金を支払います。これでオシマイ。と書くとなんだかとっても簡単な感じがしますがそこはネパール、この一連の過程になんでこんなに時間がかかるの?と思うほど時間がかかります。局の人からしてのんびりとチャーを飲みながらの仕事風景です。しかしそこを怒って早くせんね!などど言ってしまうと、余計時間のかかるもとです。


 郵便局に限らず、ネパールではどこの役所でものんびりです。大体誰が係りの人なのかよくわかりませんし、聞いても「あっちで聞いてクレー」とよそに回されるのも日常茶飯事です。私は一応日本人なので、そんなのんびりされるとムッと来てしまいます。なので、なるべく郵便局には行かないようにしています…仕事なんですが…

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