雨も終わりのこの頃、バザールにひときわ大きなキュウリが並ぶようになりました。皮なんかゴワゴワして、種もしっかり入ってて、そのまま食べるのはちょっと、、という化け物キュウリ。一個が1kgなんて小さいほうで、でかけりゃいいってもんじゃないだろう!と叫びたくなるくらい、大きいんです。ぼんやりしてて、写真撮り忘れましたが…3kgくらいあったんじゃないか??そうだそうだ、コイツを何とかしてやれぃ!と、弛んだ気持ちにカツを入れて、今日はアチャールこと、ネパール風のピクルスを作ろう!
このアチャール、即席のサラダ風であったり、漬け込んだものであったりしますが、こちらではどこの家庭でも手作り。このでっかいキュウリは、漬け込む方のアチャールするのがよかろうと思います。漬け込む前に日に干し、漬け込んでからも日に当てるという、日本人のピクルス=漬物の感覚とはチと違います。と言うわけで、天気も良いことだし、早速この巨大なキュウリを切って、日に干している間に家のことを済ませて一眠り。やっぱりなんだかだるい一日。
さて、チビとお昼寝している間に、程よくしんなりしたキュウリ。だんだん空模様も怪しくなってきたので、さっさと漬け込んでやりましょう!手順は簡単、しかしごく我流でありますので、分量も適当。スパイスも挽くのが面倒なので、全部パウダーを使います。
☆キュウリのアチャールを作ってみよう☆
<材料>
・軽く干したキュウリ
・塩(今回はチベット産の天然岩塩。甘くてまろやか!)
・スパイス(クミン・ターメリック・コリアンダー・マスタード・お好みでフェヌグリーク・お好みでチリ)
・オイル(何でもよいと思うけど、マスタードオイルが普通かな)
・ガラスの空き瓶
①塩とフェヌグリーク以外の以外のスパイスを軽く混ぜ合わせます。適当なんでだいたいどれも同じ量づつくらい。マスタードは多いほうがピリっとして好きかな。
②結構多めのオイルにフェヌグリークを入れて、真っ黒になるまで熱します。ぶくぶくあわ立つ感じで、それが治まると香りがオイルに移っていい感じになってます。
③そうして熱く、②の香りの良いオイルを、①にジャーとかけます。なんとも言えないスパイスの香りが立ちます。
④塩とキュウリを足して、手で混ぜ混ぜ。別に手じゃなくてもいいんだけれど、みんな手で混ぜたほうが美味しいと言うんですね。
⑤清潔なガラスのビンに④を入れます。ふんわりでもぎゅーぎゅーとでも、好みで。私はギューギュー詰め派。
⑥ビンを日にさらすこと、4~5日。発酵してすっぱくなってきたら食べごろです!
って説明してもあんまりよくわかんないですか?今度はちゃんとリポート写真撮りますね!これから乾季。アチャール作りも楽しみのひとつです。今回はキュウリですが、。大根でもカリフラワーでも、ニガウリ、トマト、ニンジン、何でもいいんです。オイルも、うちはたまたま田舎でお母さんが作ってくれるマスタードオイルがあったので、それを使ったんですけど、別になんでもそれなりに美味しくなると思います。マスタードオイルはくせが強いですから、好みで好きなの使ったらいいかと。スパイスだって、別になかったらマスタードだけでいいんです。
アチャールって、だいたいみんな同じようなスパイス使って同じように作るんですけど、みーんな味が違うんですよね。さーて何日か後に、どんな味になるか、楽しみです!なんだか気合の入らない日だなーと思ったけれど、アチャール作ったおかげで元気が出てきたぞー。
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