マニ車の中には、経典が入れられており、一回りするとそのお経を一回読んだことになるという、アリガターイもの。大きさもいろいろ。この写真のマニ車は、ボダ・ナートの脇にあるゴンパ(僧院)にあるもので、見上げるほど大きくて(右下のおいちゃんと比べてください)これがスピードで回ったら自分で回すっていうより回されている感じになります(笑)
ボダ・ナートまで行かなくとも、それは街のあちこちの仏塔の脇で目にすることができます。また、日向ぼっこするチベット系のお年寄りの手には、ハンドタイプのマニ車が握られており、それを日がなクルクルと手に持って回しては、お喋りに興じつつ念仏を唱えられるという一石二鳥の時間を過ごしているようです。
さて、いつもながらバザールをうろうろ、歩いていますと、いつも見ている風景の中にまたもオヨヨと思われる物件が…。オールドバザールの中心、アサン・チョーク。6本(だっけな)の道が交差するここは、どこへ行くにもアクセスばっちり。ここも年々新しく家が建て替えられてちょっぴりサミシイです。
そんな中にも昔の面影や、なんかオモロイもんないか~と思って目だけは怪しくキョロキョロ動かしていますと…
ん?なんだか気になる。真ん中の白い建物のテッペンに、ちょこんとマメ粒ほどの突起物が…
し、しかも手動でなく、ある意味、自動、風車タイプのマニ車ではないですか!!これは…肉眼では絶対に確認不可能です。よかったーカメラ小僧で。この屋上風車タイプマニ車は、それを回す個人でなく、この家全体のために、日々風に吹かれて祈りをささげているのです。感心なマニ車です。
さすが目のつけるところが違いますわ!
返信削除いつも、大変楽しんで拝見させてもらっています。
ナマステー!コメントありがとう!元気にしてますか?今もどこか異国を旅しているのでしょうね。長い旅が難しくなったこの頃、カトマンズに居ながらにしてココロの旅を、フとしたところで楽しんでいます。体を大事に、お互い今日を楽しみましょう!
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