2007年11月20日火曜日

のびのびと

 機会があって、今朝、シュタイナーの教育をしている学校を見学させてもらってきました。こんな学校だったら、是非行かせたいなーと今から思う、素敵なところでした。

 カトマンズでは、幼稚園からABC…とか、1+1=…とかやらせるところが多く、はた目にも「こんなチビから勉強させて、いかほどの効果があろうや?」とギモンに感じます。これじゃあ日本の教育、とくにこうしてよそから見てみると、どうもあれはロボットか何かを作っているようにしか見えんのだが、それに近いものがあります。

 しかし、毎日の宿題にもメゲず、チビたちは元気いっぱい走り回り飛びまわっております。うちのチビも、近所の子供たち(これがまたどっからわいて来るんだ!ってくらいうじゃうじゃおるワケですが)に混ざって、親の目が届かない時でさえ、遊びまわっているようです。
 この子たちは…これって電気の回線だか電話の回線だかを処理するモノなんですが、日本だったら、まずこんな位置にないし、大人が「コラー!危ないぞー!!」ということで、乗っかったりしないでしょう。。しかもノン気にヨーグルトを食べているようです。おもちゃなんか持って遊びに来る子はあんまりいなくて、そこら辺にあるもので、鼻水垂らしながら、目をキラキラさせて遊んでます。


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 いかにも悪ガキ(笑)大人なら一人でいっぱいのスペースに、5人もはまっております(笑)基地でしょう。こんな調子だから、子供たちはみーんな真っ黒で、服なんかも汚れに汚れて、暗くなってからやっと家に帰ります。(中には「外では遊ばせないのに、うちの子は病気ばかりするんだよねぇ」というトンチンカンな親もおりますが…)

 ちょっと大きい子は、遊びながらもちゃーんとチビたちに目を光らせていて、犬やら牛のウンコでもつつこうもんなら「コラー!」と注意し、泣き出すのがいると「泣くんじゃないよ、姉ちゃんがぶっ叩いてやる!」と泣かせた物体(道とか石とかでもね)をぶっ叩き、ケンカが始まると仲裁し…と大人が見ていてもなかなかシッカリしたもんです。

 年の違う子供たちが一緒になって遊ぶって、いろいろと学ぶところも多いと思うんですね。子供社会を大人の目で見ていると、沢山感じるものがあります。勉強も大事だろうけど、遊びの中で身に付くものは、きっと勉強よりもずっと大事なんではないでしょうか。今はよそのことしか目に付かないけれど…うちのチビが幼稚園なり行くようになったらば、私は、どう変わるでしょうか?教育ママになっちゃうか知らん?←勉強なんかチッともしてないクセにねぇ(笑)

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