2009年8月3日月曜日

傘修理屋

 雨の少ないカトマンズの雨季ですが、やはり傘は必要です。さらにカワイイ名長靴などあれば最高なのですが、売っている長靴といえば、魚屋さんのイメージのような、真っ黒い長靴しかなくって、いかにおしゃれしない私であっても、もうちょっと素敵なデザインがあったらいいのに。。と思ったりするこのごろ。


 さて、なぜかすぐに壊れてしまうネパールの傘。なくてはならないけれど、ホントにナゼかすぐに壊れてしまう。どうして壊れるんね?と問いかけてみたくなります。中国製のものがほとんどですが、骨は折れるわ、柄は曲がるわ、軟弱な傘の多いこと。気合が入っていないのです。しかも、その虚弱体質の傘を修理してくれる人がいるのでか、なおさら、シッカリした傘が手に入らないのか?
 
***   ***   ***


 そう。このような傘職人のおかげで、中国傘は生き延びられているのです!

 「かさ~~~修理ぃぃ~~」と自転車でやってきました。チビの傘の柄がボッキリ折れていましたので、修理をお願いしようかと思っていたのですが、残念ながら子供サイズのちょうどいいパーツがなくて、「でけんよ」と言われてしまいました。トホ。



 壊れ傘から再利用のパーツたち。日本ですと、壊れた傘でエコバックだの何だのと、おしゃれな活動も盛んのようですが、ここネパールではエコバックなど到底普及しそうにありませんな…。




 ごっついおじさんの手ですが、仕事は以外にも細かいことが出来ます。出来んかったら、修理屋できんけど。かなり激しく壊れている傘でも、なんとかかんとか直してしまうようで、すごいです。モノを捨てないという意味では、エコですよね。


 一日に何個くらいの傘を修理しますか?ときいてみましたら、「そうやねぇ、10~15本くらいかねぇ」とのこと。ちなみにあまり雨の降らない、傘の必要のない時期には何をしてすごしているのかというと、圧力鍋の修理を主にしているそうで、半分失業かと思っていましたので、ちょっと安心しました。

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