2010年2月22日月曜日

交通安全のお守り

 バザールでは、「リキシャだまり」とでもいますか、いつもリキシャが止まっているところがあります。タクシーもまた然り。リキシャ・スタンドとでもいいましょうか。


 アトラスの事務所の近く、ナルシン・チョークは、いつもリキシャがたまっていて、通り行く旅行者や地元の人に声をかけています。この頃はリキシャも値上げで、あんまりリーズナブルな感じがしなくなったなぁ。インドラ・チョークまで、50Rsとかっていって、エーそんなー。ちょっと取りすぎなんじゃーん。みたいな。


 などと、主婦じみた話ではなくて、今日はリキシャや車などの乗り物に、さりげなくブラ下がっているあるモノについて、紹介したいと思う。←なぜかいきなり真面目

 リキシャは、ハデなペイントや、ヒラヒラのついたホロなんかでおしゃれしていることが多く、乗るのはけっこう楽しいものです。このリキシャはペイントし直し途中でしょう。下に「Welcome]なんてカワイイこと書いてありますね。

 時には、ここに看板があることもあります。そして、リキシャにもちゃんとナンバープレートがあります。

 しかし、その下にブラ下がっているものを見つけてしまっては、楽しいリキシャ・ライディングの途中にも、なんで、あんなもんが吊り下がっているんだ?とギモンの嵐。クローズ・アップしてみましょう・・・


わっ、汚なッ
 見ると、靴が。なぜに。しかも、かたっぽのみ。 しかし、こうして靴やチャッパル(サンダル)をブラ下げる車両も、年々減っているように思う。なぜか。

***   ***   ***


 目を皿にして、ぶら下がっている靴を探しているが、なかなかこの頃は見つからない。そんな矢先、インドのラジャスタンから来たトラックに、目が釘付け。

 よくあるトラックです。ハデ度はイマイチでした。荷物は、大理石。カトマンズの家では、お金持ちは床に大理石を敷くのが流行っています。そんなことはどうでもよくて、問題は、


 こっちなのだ。ナンバープレートのしたに、靴のイラストがついてるじゃないか!さすがラジャスタン野郎であって、靴もラジャスタン調です。とんがりです。

 
 調査によって、この靴ぶら下げ行為は、「交通安全」のお守りであると同時に、バスやタクシーなどの車両では、「お客さんが沢山来ますように」の祈願であることがわかった。


 「はねてしまった子供の魂を鎮めるため」「もう二度と事故を起こさないため」とか、そういう感じのまじないだと思っていたよ・・・。


 さらに調査を進めると、これは、車両に限らず、作物などでも使われることが判明。例えばマンゴーの木にぶら下げて、「いっぱい収穫できますように」とお願いすることもあるんだとか。見たいなぁ。ぶら下げたいなぁ。私の靴でも効果あるんかなぁ・・・

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