2015年2月28日土曜日

出稼ぎ大国ネパール、いろんな出稼ぎ



ネパールは「出稼ぎ大国」

ダサイン&ティハールにはネパールに帰るぞ~

一家に一人、いや、家族単位の大きいこの国の場合、

一人どころか何人もが、諸外国に出稼ぎに行っている。
(出稼ぎも多いが、留学もとても多い。)

何十万人もが出稼ぎに行っていて、

ネパールに居る家族を養っているらしい。



ここのところ「里帰り結婚」が流行っているようで、

お嫁さんをもらいに一ヶ月くらいネパールに帰国、

バタバタ見合い婚を済ませ、出稼ぎ先へGO!

新婦はDOなるの・・・?
(次に帰ってくるときには、子供が生まれています∑(゚Д゚))

旦那の仕送りで、有閑マダムになるケースも?!


先進国の場合には、半年後には新婦も呼び寄せ!

↑これはちょっとした玉の輿コース。





我が家のお隣も、息子さん夫婦はどこぞやへ出稼ぎに行っており、

じいさんばあさんが孫の世話をしている。

「本当に手を焼く子だね~」





階下に住むディディも、ご主人はもう10年近くカタールで、

2年に一度ほどネパールに帰ってきて、

「もうこれが最後や~」と言いながら、

毎回「あと2年~」とおでこにティカをつけて空港へ行く。





反対隣にも、ご主人がアラブだかに出稼ぎに行っていて、

母子で生活している若いお母さんがいる。

先日、我が家の階下の部屋が空いたところへ、

荷物を置くのに部屋を貸してくれないかと言う。

聞くと、この春一年生になる一人娘を親戚宅へ預け、

彼女も出稼ぎに行くのだという。

えっ置いて行っちゃうの!

うっそー。めちゃめちゃママっ子のJちゃんは、DOなるの?!





結婚してすぐに出稼ぎに行ったご主人。

数年に一度ネパールに戻り、子供も生まれた。

子供が小学校に上る前に、事故で亡くなり、

保証もなく、これからどうしたらいいのと悲観にくれていた女性がいます。





「うん・・うちの亭主にも出稼ぎ行ってほしいよ・・」

そういう主婦の声も、耳にします。





地方では、農業をしていても収入がないので、

若者~壮年の男性は出稼ぎに行くことが多い。

一番近い出稼ぎ先は、カトマンズ。

そして、カトマンズから海外へ。

農村部では、女子供と年寄りしかいないという現象が。





ネパールは、最近流行りの高学歴でも、

なかなか思うような仕事につけなかったり、

高収入を得ることができません。

物価はどんどん上がるし、養育費もハンパない。

ますます出稼ぎ人口は増えるだろうし、

家族がバラバラ、というのが普通のスタイルになりそうな。



まとまりが無くなってしまったけれど、

ここでは「出稼ぎ」って本当に身近な働くスタイルです。

近い外国だとインド。アラブ諸国。マレーシアやシンガポール。

ある意味グローバルだなぁと思う。




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