2009年8月16日日曜日

お面ハウス

 雨で道が汚いので、このごろあんまりバザールをブラブラしていなかったのですが、久しぶりに歩いてみると、やっぱり楽しい!ですね~~。


 もっともっと長生きしてもらいたい、古い町並み。といっても、せいぜい100年~150年程度のようですが、なぜかめちゃめちゃ古めかしく見えてしまうカトマンズのオールドバザール。普段入らない横道に入ると、あちこちで建て替えしており、眺めるだけの私は「あーあーまた一件なくなっちゃったな…」と少し寂しく思ったりしました。

 
 その、久しぶりに通った道で、私の目を奪った今日の物件。以前般若面ハウスを紹介しましたが、これに類するモノとみてよかろうかと思います。この仮面やマスクがくっついている家は、意外とあります。日本で言うと「鏝絵」といった感じでしょうか。左官屋さんの趣味で仮面をつけました、みたいな。

***   ***   ***

 通りに面したほうは、割と大きめなお宅です。一階部分には、金屋さんと、時計屋さんが営業しています。

***   ***   ***

気になるのが…窓の上に乗っかってる、顔。

 3ツあるマスクのうち、このお方が真ん中におられます。男性のようです。髪型が、縄文時代風です。古代を連想させてくれます。おヒゲも立派で、どこか、権威のある人をうかがわせます。割と色もきれいで、もしかしたら建設後に塗り替えられたのかもしれません。耳からアゴのラインに、なぞの穴がポツポツと開いています・・・これはいったい何を意味するのでしょうか?


 そして左側におられるのが、こちら。女性でしょうか?くっきりとしたアイラインに、ほほ笑みが素敵です。


 右側はこの方。ってじっくり写真を見てる間に、自分でなんとなく怖くなってきました…。男にも見えるし、女にも見える。ちょっと怒っているようだし、いらいらしているようでもある。心霊現象にあって呆けているようにも見える。不思議な表情だわ…。


 自分の家につけるのは、気味が悪いな…。

 

0 件のコメント :

コメントを投稿